
noteでは、ふと思った事をボイスメモで書き留めています。
その中でも多くの人から”好き”もらえたのがこのテーマ。
「自分が嘘をついているんじゃないか?」
という脅迫概念
この脅迫概念と共に、生きづらさを感じながら日々を過ごしている人は、思った以上に多いのかもしれません。
このテーマについて再度、考えてみました。

思考を整理しながらなので、読みにくいかもしれません。
なぜ「自分は嘘をついているんじゃないのか?」と悩んでしまうのか
- 完璧主義(でありたい)
- 答えが1つではない時
- 答えに自信が持てない時
- 相手に対して誠実でいたい
- 謝罪することに恐怖を感じる時
- 「人からどう思われるか」に敏感
完璧主義(でありたい)
「自分が嘘をついているんじゃないか」と思う人の多くは、「自分は完璧主義ではない」と思っているでしょう。
一方で、「完璧・いつも100点でありたい」という願望はあるのではないでしょうか。
私は小さい頃、100点ではないテストを家に持ち帰ると、親にすごく怒られていました。



70点のテスト、捨てたことがバレた事もありましたw
その事は少なからず、今の思考回路に影響を与えているのではと思うんです。
完璧じゃないと、怒られる
完璧じゃないと、自分は好かれない
そういった「完璧への渇望」が、「自分は嘘をついているんじゃないか」という脅迫概念へと繋がっているのかもしれません。
答えが1つではない時
私は数学が好きで、国語が嫌いでした。
理由は、数学は答えが1つしかないけど、国語には答えが無い時が多いからです。
「作者の気持ちを考えよ」って言われても…ねぇ(笑)



あなたはどの教科が好きだった?
大人になると、答えが1つではない問題と向き合う事が、星の数ほどあります。
自分が出した答えに自信が持てない時
「自信」を持つことは、知識を増やすことよりも大事です。
あなたの知識がどんなに豊富でも、
頭の中から引っぱり出してきた知識が「本当に正しいのか」というのは、あなたの自信次第なのです。
同じ知識量の2人が早押しクイズをすれば、より自信がある方が早くボタンを押せるでしょう。



ピンポン!「越後製菓!」くらい自信持ちたいw
相手に対して誠実でいたいから、嘘をつく事に恐怖を感じる
そもそも「自分が嘘をついているんじゃないか」と思う時、「嘘」という単語とは意味が異なるんですよね。
「嘘」とは…
事実ではないこと。 人間をだますために言う、事実とは異なる言葉。 偽りとも。
weblio辞書より引用
もともと騙そうと思っていた訳ではない。
そう、嘘というよりは「間違っているんじゃないか」の方が正しいんですよ。
そして、本当の嘘つきや詐欺師だったら、嘘をつく事に恐怖や罪悪感を抱くことはないでしょう。
相手に信頼されたいから。
相手に対して、誠実でいたいと思うから、結果的に「自分が嘘をついていたらどうしよう」という脅迫概念が生まれるんです。



そもそも嘘は「故意につく」もので、「ついたらどうしよう」って悩むもんじゃんないんだよね。
謝罪が怖い!とにかく怖い!
私を含め、自信がない・勇気がない人に共通している事が、この気持ち。
謝罪がめっちゃ怖い!
間違えていたら「間違えました!すみません!」と、潔く謝れば解決する問題なんです。
次で挽回すれば良い話なんですよ。



な〜んて、言うのは容易い。
謝るのが怖い…と思う事にストレスを感じ
謝ったら謝ったで、怒られる事にストレスを感じ
そのストレスを引きずったまま「次こそは…」と思っていても、頭はパニックになり、何も考えられなくなります。
そしてまた、間違えてしまう…の悪循環です。
「人からどう思われるか」に過敏に反応してしまう
あなたの隣の席の人が、あなたに間違った情報を伝えたとします。
その後で「ごめんなさい」と謝られたら、あなたはその人への信頼を失うのでしょうか?



むしろ、間違えた事に気付いて謝るのはポイント高い!
「人からどう思われるか」に対して過敏に反応してしまう人は、相手を心から信用しにくい傾向にあります。
相手に頼みごとをしづらい。というのも、
「相手に悪いから…」と思いつつ、相手を心から信用していないからなのではないでしょうか。



偉そうな事を言ってるけど、私もそんな傾向があるので、気をつけなきゃな。と常々感じてます!



どうすれば解決できるのか、自分なりに考えてみたので、まとめてみます。
解決法について考えてみる
「自分が嘘をついているんじゃないか」という脅迫概念を克服する方法について、おすすめの方法はこちらです。
- 相手が完璧じゃなかったら?を想像するクセをつける
- 相手を信頼してみる
- 相手に心から興味を持つ
- 間違えたら謝る勇気を持つ
- 小さな成功を積み重ねる
人の間違えは許せるけど、自分の間違えは許せない。
そんな人は意外と多いのかもしれません。
自分が今悩んでいる事が、ほかの人だったら…という風に、客観的な視点で考えてみると、けっこう冷静になれたりします。
相手に興味を持ち、信頼してみる気持ちを育てる
「自分がどう思われるか」にウエイトをおくと、相手に興味を持てなくなってしまいます。
どんな反応が返ってくるか先読みするよりも、
まずは思ったことを質問する練習をしてみると良いですよ。



私もだけど、質問する前に、あらゆる(ネガティブな)返答を想像しちゃいがちw
小さな成功は、とにかくメモする!
私たちの記憶は曖昧にできていて、
ポジティブな記憶はすぐに忘れるのに
ネガティブな記憶はずっと残ってたりしますよね。
正しい情報を相手に伝えた事もたくさんあるのに、間違えた情報を伝えた記憶の方が、どんどん膨らんでしまいがち。
スマホの日記アプリでもいいので、ポジティブな記憶だけでも書き溜めるツールがあると良いですね。



できた事ダイアリーは、効果バツグンだよ!
とはいえ、「自分が嘘をついているんじゃないのか」という気持ちが常につきまとい、集中できなかったり、夜に眠れないほど悩んでいる場合は、あなたが原因じゃないかもしれません。
自分だけが原因じゃないケースも
「自分が嘘をついているんじゃないか」という脅迫概念を改善したくても、あなただけの力ではどうにもならないケースもあります。
職場で例えると、
- 自分のレベル以上の仕事をこなさないといけない
- 上司が怖い・質問に答えてくれない
- たくさんの仕事を抱えすぎている
そもそも、今までは「自分が嘘をついているんじゃないか」と思うことがほとんどなかったのに、
転職してからそう思う事が増えた…というケースは、今の職場があなたに合っていない可能性があります。



周りが原因なのか、自分が原因なのか…自分では分からなくなる時もあるよ。
適応障害や社交不安障害のケースもある
例えば職場で「自分が嘘をついているんじゃないか」という脅迫概念がつきまとい、何もできなくなったり、不安になって泣きそうになってしまったり…そんな症状があるときは、適応障害や、社交不安障害のケースもあります。
一度メンタルクリニックで話を聞いてもらった方が良いかもしれません。



性格なのかな、と思ってたら病気だった!っていうケースは意外と多いよ。
私も、もともと内向的な性格だったのですが、新しい職場で生きづらさが増し、メンタルクリニックを受診してみたところ、適応障害と診断されました。
職場から離れてみると「あの時の自分はちょっと異常だったな」と思うのですが、
当時は気付かずに過ごしていました。
自信・勇気・信頼は、取り戻す事ができる
「自分が嘘をついているんじゃないか」という脅迫概念を解決する方法をおさらいすると
- 小さな成功を重ねて自分を取り戻す
- それが「自分への信頼」を育てることにつながる
- 相手に興味を持つ。それが信頼につながる
- 相手を信頼してみる。まずは小さな頼み事から
- 周りの環境が原因になっているケースもある
すぐに実践できる事は、まず「小さな成功は、日記に書き溜める事」ですね。
このブログでは、できるだけ誠実に記事を書いていきます(笑)
自分の意見が間違っていても、安心して暮らせるように。1歩ずつ歩んでいきましょう^^






コメント