地縛少年花子くん、マンガを読んでいるとたまに出てくる「ナゾ文字」。
これって何文字?なんて書いてあるんだろう…?
象形文字でもなさそうだし…
そこでこの記事では、花子くんのナゾ文字と、ナゾ文字に隠された意味について調べてみました。すると、とても興味深いことが分かったんです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
花子くんのナゾ文字は神代文字だった
花子くんに出てくるナゾ文字は、「ヲシテ」という神代文字だということがわかりました。(詳細はWikipediaで)
読みやすいよう、50音順に並べてみるとこんな感じです。(字が汚くてごめんなさい…)
よく見ると、規則性があるね〜!
このヲシテは、神代文字の一種として、古代に使われていた文字だそうです。
ナゾ文字が花子くんの中で使われているのが、境界にいる怪異が話したり書いたりする言葉。怪異は神様に近い存在である事を意味しているのでしょうか。
そもそも神様というのは、良い行いをする怪異(妖怪)の事を指すのだとか。
花子くんの中で書かれている神代文字を解読してみた
それでは実際に、先ほどのヲシテ文字一覧表をもとに、花子くんを解読してみましょう。
夏灯り編:短冊に書かれている言葉
出典:「地縛少年花子くん」単行本8巻より
境界の星祭りにて、短冊に書かれた言葉に例のナゾ文字が使われています。
右上の怪異が手に持っている短冊は、
ほうさく
(豊作)
左上の笹につけられている短冊には
のぞむみらいがくるよう
(望む未来が来るよう)
字が潰れていますが、おそらくこんな感じのことが書かれていそうです。
望む未来が来るように…夏灯り編の話を読んでいると、心の底からそう願わずにはいられません。
茜くんと乗るエレベーター
出典:「地縛少年花子くん」単行本13巻より
葵ちゃんが6番「死神」に連れ去られたのち、寧々ちゃんと茜くんが謎のエレベーターに乗り込みます。
その時に途中から乗ってくるオモチャのようなキャラクター(花子くんで良く出てきますよね)
こんにちは
さようなら
そう言ってたんですね〜。
実は礼儀正しい(笑)
彼岸行編…怪異たちの言葉
ナゾ文字が多く使われているのが、17巻〜の彼岸行き編です。
出典:「地縛少年花子くん」単行本17巻より
まずは彼岸行きの列車が急停止した瞬間の、怪異たちの会話。
なに!?イテテ
じこか!?(事故か!?)
じけんか!?(事件か!?)
出典:「地縛少年花子くん」単行本17巻より
おそらくナゾ文字が一番多く詰め込まれているのがこのシーン。パニックになっている怪異たちは
どうしたんだ車掌は
イタタ 踏むなよ!
侵入者がいるらしい…!
なんかもう怪異、慌ててる様子とか普通のニンゲンと同じですやん…(笑)
他にもナゾ文字がちらほら出現しているので、ぜひ冒頭の一覧表を見て読み解いてみてくださいね!
花子くんのナゾ文字は、これからも出てきそう
作者のあいだいろ先生は、作中の背景や小物の1つ1つにも意味をもたせ、丁寧に描いています。
ナゾ文字はナゾ文字のままなのかな…と一瞬思ったものの、調べてみると神代文字の一種「ヲシテ」だと判明しました。
(手がかりがないので、調べるのめっちゃ時間かかりました…^^;)
今後も、境界のシーンでは怪異たちの会話でナゾ文字が出てきそうですね。
当ブログでは、地縛少年花子くんについて調べたことや考察したことについて他にも記事にしております。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね^^
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